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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
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【ある行政書士の単独発言】 ◆週刊金曜日07/3/23 投稿欄 「那須弘平さん、教えてください」 石川 雅之 拝啓 那須弘平様
【ある行政書士の単独発言】トップページへぜひともあなたにお聞きしたいことがあり、お手紙しました。 それは、「君が代」のピアノ伴奏を拒否した小学校教諭が戒告処分を受けた事件について、あなたが裁判長となって最高裁がなした本年二月二七日付の判決についてです。 判決は「公務員は全体の奉仕者」「地位の特殊性及び職務の公共性」を理由に、校長の職務命令を合憲としました。思想・良心の自由を侵害されたという訴えに対し何ら具体的な検討がなされていません。 さらに、裁判長たるあなたが述べている補足意見を読み、私は驚愕しました。あなたは、思想・良心の自由を理由に職務命令を拒否することを許すと、「子どもたちが入学式に参加し国歌を斉唱することを通じ新たに始まる学年に向けて気持ちを引き締め、学習意欲を高めるための格好の機会を奪ったり損ねたりすることにもなり、結果的に集団活動を通じ子どもたちが修得すべき教育上の諸利益を害することとなる」と述べ、教員は君が代斉唱に従う義務を負うと結論づけているからです。 私があなたにお聞きしたいのは、以下の三点です。 入学式で「君が代」を歌うと、何故子どもたちが気持ちを引締め学習意欲を高められるのですか?あなたは実際に子どもたちから「君が代を歌うと勉強する気になる」と聞いたのですか?そもそも小学一年生で「君が代」を歌える子がどれだけいるのですか? 言うまでもなく、法律解釈には論理的な説得力が不可欠です。私たち市民を納得させうるご回答をお願いします。 なお、この手紙は「週刊金曜日」で公開する予定です。 |