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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
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【ある行政書士の単独発言】 ◆河北新報’15/9/13「声の交差点」 石川 雅之 先月三十日、私は東京へ行った。政府が今国会で成立させようとしている安保関連法案に反対の意思表示をしたいと考えたからだ。 国会前のみならず、その周辺一帯にまでおびただしい数の人々が集まっている中を、人の波に押されながら、私と友人はかろうじて国会正門前にたどり着いた。 そこでは、さらに身動きもできないほどに集まった人々が声を振り絞って、法案反対の声を上げていた。回りにいる人々を見ると、その多くが労組等の団体に属さず、やむにやまれず集まってきた個人のようだった。 こうして十二万人もの人々が国会前に集まったのは、単に安保法案の中身に危機感を持ったからだけでないと思う。 それは、平和主義・立憲主義という日本の根幹を揺るがす法案を政府が強引に成立させようとしていること自体に、多くの市民が抱いている憤りの表れではないだろうか。 「憲法の番人」である最高裁の元長官や内閣法制局元長官をはじめ、ほとんどの憲法学者もその知見からこの法案を憲法違反と指摘し、世論調査でも法案に反対する民意が明確に示されている。 安倍晋三首相には、批判を真摯に受け止め、自ら安保法案を取り下げ廃案とする勇気を示してほしいと私は願う。 【ある行政書士の単独発言】トップページへ |