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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
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【ある行政書士の単独発言】 ◆河北新報’10/9/1 「声の交差点」 石川 雅之 投稿者は若者による理不尽な事件がしばしば起きていることを問題にし、「修身」を正規の教科とするよう、提案しています。 しかし、若者による犯罪は増えているわけでは決してなく、逆に減少し続けています。法務省が公表している「犯罪白書」によると、二十年前の少年刑法犯の検挙人数が約三十万人だったのに対し、昨年のそれは半数以下の約十三万人に過ぎません。 また、かつて戦前・戦中の日本で「修身」が果たした役割を考えると、「修身」復活には決して賛成できません。「修身」は、教育勅語と合いまって、大日本帝国下の臣民を育成するという皇民化教育の中核であったからです。 そうした歴史に鑑みると、「修身」教育の提唱は理解に苦しみます。私たちが今なすべきことは、行動規範や徳目を子どもたちに押し付けることではなく、若者の就職難や「ワーキングプア」等の問題を解決し、子どもたちが将来に夢を持てるような社会を築いていくことではないでしょうか。
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