【内容証明安心マニュアル】


7.内容証明の短所

 内容証明には様々な長所がありますが、他方で、いくつかの短所もあ
ります。

 それはまず第一に、内容証明郵便とすることができるのは、文書だけであることです。そのため、状況を説明する資料があっても、それが文書以外の図面などであれば、それは同封することもできません。
 内容証明文書にした請求書などの他に経過をまとめた長文の付属文書を同封しようとしても、その付属文書も内容証明にしなければ、同封することはできないのです。

 第二に、内容証明を一度送ってしまうと、後でその内容を変更することができなくなってしまうことです。
 ですので、内容を書き間違えてしまうと、せっかく出した内容証明が自らの不利益に働いてしまうこともあります。

 内容証明を自分で作る場合には、これらの点に注意して作成するようにしてください。


 なお、内容証明について不明な点は、当事務所まで電話かメールで問合せください(初回相談無料です)。

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