【内容証明安心マニュアル】


4.内容証明の出し方
(1)郵便局へ
 まったく同一の書面3通が完成したら、これを持って郵便局で内容証明郵便にする手続をします。
 ただし、すべての郵便局が内容証明郵便を扱っているわけではなく、むしろ内容証明を扱っているのは、郵便物を集配をしている比較的大き目の郵便局に限定されています。ですので、行く前にその郵便局が内容証明郵便を扱っているのかを確認してから行くのがいいでしょう。

 たとえば仙台市内の場合であれば、
・仙台北郵便局
・仙台東郵便局
・仙台中央郵便局
・仙台南郵便局
・仙台泉郵便局
 で、内容証明郵便を出すことができます。

 なお、郵便局に行かずにインターネットを経由して内容証明郵便を出す電子内容証明が現在使えるようになっていますが、利用者登録や専用ソフトの利用等、あまり使い勝手の良いものとは言えませんので、以下では通常の内容証明郵便の手続について述べます。

(2)郵便局での手続き
 郵便局には、同一書面3通、封筒、印鑑、郵便料金を持っていきます。そして窓口に同一文書3通を提出すると、局員がその形式等をチェックし、問題がなければ内容証明郵便としての処理がなされます。
 逆に訂正事項がある場合には、訂正事項を記入した後に印鑑を押さなければなりません。ですので、印鑑を忘れずに持っていきましょう。

 なお、内容証明で証明されるのは、発信した書面の内容と発信日付だけですので、それが相手に届いたことが証明されるわけではありません。内容証明郵便が相手に配達された事実とその日付を証明するためには、内容証明とは別に配達証明が必要になります。

 ですので、内容証明郵便を出す時には、必ず配達証明を付けるように求めるのが無難と言えます。

 内容証明について不明な点は、当事務所まで電話かメールで問合せください(初回相談無料です)。


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