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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
【ある行政書士の単独発言】 ◆朝日新聞東京本社版’19/2/8 「声」 石川 雅之 たしかに、普天間は世界一危険な基地と言われており、周辺住民が常に危険にさらされているのは周知の事実です。 しかし、危険な基地を撤去するのに、なぜ日本が代わりの基地を差し出さなければならないのか、なぜ沖縄県内でなければならないのか、大いに疑問です。 沖縄は在日米軍基地の約七割を押し付けられ、基地による被害と不平等な日米地位協定に長く苦しめられてきました。その上で、より軍事機能を増強した新基地が辺野古に造られることに対し、沖縄の人々は「基地の県内たらい回し」「沖縄への差別」だと批判しています。昨年の県知事選挙でも、辺野古基地建設反対という民意が明確に示されました。 こうした沖縄の声に寄り添うのであれば、県内の代替基地を求めずに普天間基地を撤去させなければなりません。 真に無責任なのは、無条件の普天間返還を米国に要求せずに沖縄に犠牲を押し付け続けている日本政府と、それを傍観している私たちなのではないでしょうか。 (これは、紙面に掲載される前の原文です) 【ある行政書士の単独発言】トップページへ |