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【ある行政書士の単独発言】


◆週刊金曜日11/9/30 投稿欄

 本誌の発刊以来、私は定期購読を続けてきた。差別と戦争に反対する稀有の雑誌と評価しているからだ。
 だからこそ、本誌八月二六日号の「福島の子どもたちが菅首相に手紙」という記事に、子どもたちの「わたしはふつうの子供を産めますか?」「ふつうの子供を産みたいです」という言葉が無批判に引用され、九月九日号でも北村肇氏が前者をそのまま引用していることに失望した。
 福島の子どもたちが外で遊ぶこともできず、他方では避難も許されない状況にあることに、私も憤りを覚える。とは言え、上の発言を無批判に受け入れることはできない。相手が子どもであることを差し引いても、上の発言は「普通ではない」子どもの存在を否定するものであるからだ。
 たしかに、放射能汚染によって心身に障害を持つ子どもの出生が多くなることは事実だろう。しかし、「障害児が生まれるから、放射能が怖い」という考えは障害者への差別意識に基づくものだ。いったい、障害を持つ人に向かって『あなたのような人が生まれるから、放射能は危険だ』と、北村氏らは言えるのだろうか。
 原発は人類と共存できない。放射能は人を殺し、地域社会を破壊する。喧伝されているのと違い、コストも高い。にもかかわらず推進されているのは、一部の人たちの金儲けと核武装という野望のためだ。こんな原発は即刻なくすべきで、理由はこれで十分だ。
 私たちは先の発言を無批判に受け入れるのではなく、発言とその背後にあるおとな社会の差別意識を批判し、そして子どもたちを放射能から守らなければならない。
 余計なお世話だと思うが、北村氏らには、障害者の友人がいないのだろうか。「○○君」「△△さん」という彼・彼女の名前と顔が浮かべば、そうした友人の存在を否定する主張をそのまま受け入れることはないと思うし、健常者中心の社会の歪みも、少しは見えてくるのだが。


(これは、誌面に掲載される前の原文です)


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