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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
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【ある行政書士の単独発言】 ◆河北新報’11/5/21 「声の交差点」 石川 雅之 東電福島原発の爆発による放射能汚染の収束は、いまだにめどが立っていない。原発近隣地区の人々はいつ故郷に戻ることができるかもわからず、福島市や郡山市の子どもたちもグラウンドで遊ぶことさえできない。そして、宮城においても、近い将来に宮城県沖地震が起きることが予測されている。今まさに地震と原発の恐ろしさが目の前に示されているときに、なぜ運転再開を求めるのか。 今回、東京電力は「想定外」との言葉を繰り返した。しかし、今後はその言葉を誰も繰り返すわけにはいかない。自然の力をすべて人間がコントロールできるというのが、私たちの思い上がりであったのだ。ならば、人間がその危険性を想定しえず、制御し得ないものは、避けることが賢明である。それが、今回私たちが家族や友人を失いながら、やっと気づいたことである。 何を差し置いても、人の命を守ること。それが自治体の長の最大の役割だ。村井宮城県知事はまだはっきり意向を示してはいないが、女川原発運転再開に反対してほしい。
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