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宮城県仙台市 石川行政書士事務所
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【ある行政書士の単独発言】 ◆河北新報’06/2/4 「声の交差点」 石川 雅之 私が属するNGOは、パレスチナ自治区ガザ市の学校で、子どもたちへの給食提供を支援している。イスラエルによる長期占領の下で家庭が貧困化し栄養失調の子どもが増えたため、寄付金を集めて送っているものだ。 ところが今冬は寄付金が集まらず、頭を痛めていた。昨年ガザ地区から入植者が撤退したものの、現地の人々の経済状態は改善されておらず、支援の必要性は変わっていない。 そんなところ、窮状を知った仙台白百合学園の中学・高校生が、寒風吹きすさぶ師走の街頭で募金を集めてくれた。先日その寄付を受け取った際、たくさんの人が快く募金してくれたことを聞き、胸が熱くなった。 私は現地の学校に対し、単に寄付金を送るだけではなく、パレスチナの子どもたちが平和に生きられるよう、日本の若者たちも見守っていることを伝えたい。世界がパレスチナの苦境を忘れないことが、何よりも現地の人々への励ましになると私は信じている。 *ここに掲載したのは、実際に紙面に掲載される前の原文です。 【ある行政書士の単独発言】トップページへ |